柔軟支出口座(FSA)の資金を医療費に活用する方法
概要
柔軟支出口座(Flexible Spending Account、FSA)は、税引き前の給与から拠出した金額を、医療費や処方薬、治療費の支払いに利用できる制度です。利用するには、勤務先がFSAプログラムに参加しており、加入期間中に給与からの控除を選択する必要があります。雇用主はデビットカードを発行するか、領収書を提出して払い戻しを受ける方式を採用します。
FSAで対象となる医療費
以下の費用がFSAの対象です。
- 診療費・医師の診察料
- 眼鏡・コンタクトレンズ、矯正歯科、矯正靴、補聴器
- 市販の風邪薬やサプリメント(医師の処方が不要なもの)
- 歯科治療、避妊具
一方、ホワイトニングや美容整形などの美容目的の処置は対象外です。
FSAの利用手順
- 対象費用か確認する:購入前に費用が上記の対象カテゴリに該当するか確認します。
- デビットカードで支払うか領収書を保管する:FSAデビットカードが発行されている場合は、医療関連商品だけを購入する際に使用します。食料品と医薬品を同時に買う場合は、支払いを分けて行い、医薬品はFSAカードで、食料品は通常の支払い方法で決済します。カードがない場合は、購入時に領収書を必ず保管し、後日提出できるようにします。
- 残高を定期的にチェックする:年間上限額を超えないように注意すると同時に、年末に残金があると失効するプランが多いので、余剰が出ないよう計画的に利用します。残金の取り扱いは勤務先の人事部に確認してください。
