救急隊員の行動規範と倫理
米国救急医療技術者協会(NAEMT)は、1975年に設立され、救急医療技術者(EMT)やパラメディックの基準を策定しています。1978年にチャールズ・ジレスピー博士が執筆した倫理規範を採用し、以後の救急医療の指針となっています。
健康の増進と危害の回避
パラメディックの最も重要な責務は、習得した技能と知識を用いて患者の健康を促進し、危害を防止することです。個人的な偏見に左右されず、助けを必要とするすべての人に対して支援を提供します。また、医師や看護師など医療チームと連携し、適切な治療が行われるよう努めます。
パラメディックと法令遵守
倫理規範は、私的な立場であってもパラメディックは法令を遵守すべきと定めています。さらに、緊急医療に関わる法制度の策定や改正に積極的に参加し、専門的見地から意見を提供することが求められます。違法または非倫理的な行為を行う同僚を発見した場合は、適切な機関へ報告する義務があります。
専門職としての姿勢
パラメディックは高度な専門職として、常に技術と知識の向上に努め、最高水準の救急医療を提供しなければなりません。訓練を受けていない一般市民に、本来パラメディックやEMTが行うべき処置を依頼することは許されません。
