医療カードのメリットとは?

カナダの市民および永住者は、州の保健省に申請することで医療カード(州ごとに名称は異なる)を取得できます。このカードは、州の健康保険プランへのアクセスや、写真付き身分証明書としての利用など、さまざまな利点があります。

医療サービスのカバー

医療カードを提示すれば、居住州の健康保険プランを利用して診療費の割引や無料での受診が可能です。手術、入院、レントゲン、検査、予防接種など多くのサービスが対象となりますが、カードを提示しないとカバーは受けられません。また、処方薬や補助具の費用の一部が補助されることもありますが、美容整形など必要性のない医療には適用されません。多くの州では居住開始と同時にカードを申請できますが、ブリティッシュコロンビア州、オンタリオ州、ニューブランズウィック州では3か月の待機期間があります。

他州での利用可能性(相互請求)

カナダの全州(ケベック州を除く)は「州間相互請求協定」を結んでおり、他の州へ旅行した際でも自分の医療カードを提示すれば医療を受けられます。医療提供者は受診者のカード情報を基に自州へ請求し、受診者は追加費用なしで治療を受けられます。ケベック州では相互請求がないため、ケベック州で医療を受けた場合は、後日自州の医療保険プランへ請求を行う必要があります。

写真付き身分証明書としての活用

カードに写真と氏名・生年月日などの個人情報が記載されていれば、病院や診療所、政府機関、空港、酒類購入時の年齢確認など、さまざまな場面で有効な身分証明書として使用できます。写真がないカードでも、裏面の署名や他の政府発行IDと併せて提示すれば身分証明が可能です。

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