医療用語とコミュニケーションのコツ

はじめに

医学用語は接頭辞、語根、接尾辞、結合母音の組み合わせで構成されています。組み合わせさえ覚えれば、見たことのない言葉でも意味を解読できます。まずは医学用語辞典や学生ハンドブックで基本を学び、図書館で入手してみましょう。

接頭辞(Prefix)

接頭辞は語の先頭に置かれ、語根に意味を付加します。たとえば「bi-(二つ)」「multi-(多数)」「supra-(上)」「intra-(内部)」「epi-(上に)」「distal-(遠位)」などがあります。日常語にも見られるものが多く、接頭辞が不要な語(例:rhinorrhea)もあります。

語根(Root word)

語根は語の核となり、対象の基本的な意味を表します。例として鼻は「rhino」、鼻水は「rhinorrhea」の語根は「rhino」です。語根を覚えると、関連語の意味がすぐに分かります。

接尾辞(Suffix)

接尾辞は語の末尾に付いて状態や行為を示します。たとえば「‑rrhea」は「分泌・流出」を意味し、「‑ologist」は「専門医」を示します(例:dermatologist=皮膚科医)。

結合母音(Combining vowels)

語根と接尾辞、または二つの語根をつなぐ際に使われる母音で、最も一般的なのは「o」です。例:gastro‑enter‑ology(胃腸学)では、gastr‑(胃)+ o+ enter‑(腸)+ ology(学)という構造になります。

略語(Abbreviations)

長い医学用語は略語で短縮されます。処方箋やカルテで頻繁に使われる例として、"q"(毎回)、「bid」(1日2回)、「po」(経口)、「c̅」(…と共に)などがあります。医療現場で使用できる略語は、専用の辞典で確認すると安心です。

ヘルスケア業界(一般) - 関連記事