埋め込み型除細動器とペースメーカーの違いとは
2010年の米国心臓協会の調査によると、2006年時点で米国人口の約37%が何らかの心血管疾患を抱えていました。除細動器とペースメーカーは、死亡率の高い心臓病に対する重要な医療機器です。
内部除細動器(インプラント型除細動器)
内部除細動器は胸部に埋め込むタイプの装置で、心停止や不整脈といった危険な心拍リズムの乱れを感知すると、電気ショックで自然なリズムに戻します。
外部除細動器
外部除細動器は心筋梗塞や心停止時に外部から電流を送る装置です。電気ショックにより心筋を収縮させ、心拍を再開させることを目的とします。
ペースメーカー
ペースメーカーは心臓の近くに埋め込む装置で、心拍が遅くなったり不規則になったりしたときに、継続的に電気刺激を与えて心拍数を一定に保ちます。
主な違い
内部除細動器は「危機が検出されたとき」だけ作動し、心臓に致命的なリスクがあると判断した瞬間に電気ショックを与えます。一方、ペースメーカーは常に心拍数をモニターし、必要に応じて定期的に刺激を行うことで、心拍が遅くなるのを防ぎます。
このように、除細動器は緊急時の救命を目的とし、ペースメーカーは心拍リズムの維持を目的とした装置です。
