看護におけるリーダーシップとマネジメントスキル
リーダーシップ研究者のジェームズ・コウゼスとバリー・ポズナーは、リーダーシップスキルは「自分自身と他者のベストを引き出す過程で、普通の人が自然に身につける」ものだと指摘しています。リーダーシップには個人の特性が関わり、マネジメントスキルは主に公式な研修や実務経験を通じて育まれます。看護師がこの二つのスキルを併せ持つことで、部下からの信頼と自信を獲得できるのです。
リーダーシップとマネジメント
メリウム・ウェブスターはリーダーシップを「指導者の立場や指導する能力、指導行為」と定義し、マネジメントを「管理や監督の技術・行為、目的達成のための手段の賢明な活用」と定義しています。
リーダーシップスキル
看護師がまず身につけるべきリーダーシップスキルは、スタッフ自身がリーダーシップを発揮できるよう促すことです。リーダーはモチベーターとして、スタッフの意見や提案を積極的に聞き入れ、合理的な意見は採用します。また、対人関係スキルを駆使して、勇気・変化への意欲・ビジョン・目標設定などを示し、誠実さと倫理観を持って信頼関係を築きます。
マネジメントスキル
マネジメントにおいては、看護師はまず自らが手本となることが求められます。時間管理ができなければ、スタッフに同様のスキルを期待できません。目標や計画を日・週・月単位で設定し、実行することで仕事への姿勢を示します。権威的に支配するのではなく、チームとして協働し、チームワークを促進する姿勢が重要です。
