一般的な実験室機器
容積測定に使う代表的な機器
容積は、物質が占める空間の大きさを示し、主に3つの方法で測定します。液体の容積はメートルシリンダーやビーカーに注ぎ、目盛りでリットル、ミリリットル、立方センチメートルで読み取ります。形の不規則な物体は、シリンダーに水を入れ、物体を沈めて水位の変化から容積を求めます。規則的な立方体や直方体は、メートル定規で長さ・幅・高さ(cm)を測り、3つの測定値を掛け合わせて立方センチメートルで容積を算出します。
質量測定に使う代表的な機器
質量はトリプルビームバランスやデジタルスケールで測ります。トリプルビームバランスは、ビーム上の重りを調整して天秤を釣り合わせることで、対象物の質量(gやkg)を求めます。デジタルスケールは LCD に数値を直接表示し、特に小質量の測定で高精度を提供します。
熱エネルギー測定・操作に使う機器
温度計は液体、固体、気体それぞれに適したタイプがあり、試料の温度を測定します。バーネ燃焼器はガス炎で試料を加熱し、リングスタンドと併用して炎から安全な距離を保ちます。ホットプレートは電熱でガラスビーカー内の液体を温め、電気コンロのように使用できます。
化学薬品の取り扱いに使う機器
薬品は専用の器具で取り扱います。メディスンドロッパーや滴定用ピペットはミリリットル単位で液体を計量し、スコップラは固体や粉末を容器からすくい出すためのステンレス製長柄スプーンです。試験管と試験管ラックは薬品の混合に利用され、使用前に必ず安全性を確認して予期せぬ反応を防ぎます。
安全確保のための機器
実験全般に安全装備は欠かせません。化学薬品を扱う際は安全メガネと耐薬品性手袋を、熱を伴う作業では耐熱手袋を着用します。エプロンは衣服や皮膚への薬品飛散を防ぎ、フードは汚染空気を吸引して実験室を換気します。
