社会保障で障害とみなされる条件とは?
定義
社会保障局(SSA)が定める障害の定義は2つの要件から成ります。まず、重大な医療状態があり、実質的に収入を得る活動(SGA:月額約900ドル相当)を行うことが不可能であること。次に、その医療状態が死亡につながる可能性があるか、最低でも12か月以上続くことが予測されることです。
証拠要件
障害認定の主たる証拠は医療記録です。障害を証明する責任は申請者にあり、担当医師の診断書が最も重要な支援材料となります。医師や心理士による診療歴、臨床所見、診断、治療内容の報告書は、社会保障の障害認定に不可欠です。
障害の種類
SSAは15の障害カテゴリを定めており、心血管系、筋骨格系、消化系などの臓器系統だけでなく、精神・神経系、感覚・言語障害も含まれます。各カテゴリはさらに具体的な疾患と、その障害と認められるための医療証拠基準(ブルーブック)に細分化されています。成人と子どもでは別々の基準が適用されます。
判定プロセス
障害認定は全国にある多数の地方事務所で行われます。申請は対面、電話、郵送、オンラインのいずれでも可能です。地方事務所は障害カテゴリに基づき申請を評価し、医師はブルーブックに沿った診断書を作成することで、必要な書類の提供を支援します。
異議申し立て
障害認定が却下される最も一般的な理由は、SGAレベルに達しないことや障害期間が基準を満たさないことです。障害の有無だけでは不十分で、就業不能の証拠も必要です。却下後はまず地方事務所で追加証拠を提出して再審査を求めることができます。その後、行政法官(ALJ)への審理、さらには極めて稀ですが米連邦地方裁判所への訴訟も可能です。
