ソフトジェルの作り方と製造プロセス
医薬品やビタミン、サプリメントは従来、粉末、液体、錠剤として提供されてきましたが、近年の製造技術の進歩により、ソフトジェルカプセルでの包装が可能になっています。ソフトジェルは水や酸・アルカリ環境で溶解し、成分を速やかに血流へ取り込むことで、効果を早く実感できます。
必要なもの
- 顆粒ゼラチン
- グリセリン
- 水
- 着色料
- ゼラチンメルター
- 高トルクミキサー
- 加熱タンク
- クリーンルーム
- カプセル化装置
- 均一な充填混合物
- 乾燥ドラム
製造手順
顆粒ゼラチン、グリセリン、水をゼラチンミキサーに入れ、外殻となるゼラチンを生成します。必要に応じて着色料や甘味料を追加し、プラスチック化剤として機能する成分を混入しますが、薬剤の効能には影響しません。
ミキサーを密閉し、加熱ジャケットで加熱しながら真空状態で撹拌します。高トルクミキサーが混合物を均一にします。
約3時間撹拌し、溶融した液体ゼラチンを得ます。液体が完成したら、加熱タンクへ移します。
加熱タンクをクリーンルーム内のカプセル化装置へ搬入し、ゼラチンが固まらないよう温度を保ち続けます。
均一な充填混合物をカプセル化装置のホッパーに入れます。混合物の均一性が各ソフトジェルの投与量の均一性を決めます。
カプセル化装置を起動し、ゼラチンシートを2枚形成して外殻を作ります。シート間に計量された混合物が注入され、冷却ドラムでシールしながらカプセルを切り出します。
完成したソフトジェルを乾燥ドラムへ移し、余分な水分を除去します。水分は約20%に減少させ、20〜24℃、相対湿度35%の環境で包装・保管します。
