AFOブレースの作成手順
AFO(足関節装具)は、下腿の屈筋の弱さや足関節の不安定さ、神経系の障害などで歩行やバランスに問題がある人が使用するレッグブレースです。AFOは整形外科医や義肢装具士が専用ラボで個別に製作します。製作には解剖学の知識、手先の器用さ、ラボ機器が必要ですが、手順は比較的シンプルです。
必要なもの
- 石膏(プラスター)
- ポリプロピレンシート
- AFO用ヒーティングオーブン
- AFO用真空プレス機
作成手順
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下腿を中立位(距骨関節がニュートラルで足関節が約90度屈曲)に保った状態で、石膏またはファイバーグラスで型取りを行います。出来上がった型は足の負の形(マイナス)となります。
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硬化した型をキャストソーまたはカッティングナイフで切り離します。硬すぎず、若干柔軟さが残っている状態が理想です。切り離した型はテープまたはステープルで閉じ、次の工程に備えます。
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負の型に石膏をゆっくり流し込み、足部の正確なレプリカを作ります。気泡や凹凸が入らないよう、滑らかに仕上げます。
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石膏が硬化したら外側のシェルをカッティングナイフで取り除き、足部の実体レプリカを得ます。金属やすりで表面の不良箇所を削り、平滑に整えます。
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骨突出部がある箇所には追加で石膏を盛り、AFOを形成した際に十分なクリアランスが確保できるようにします。再度表面を滑らかに整えておきます。
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ポリプロピレンシートをAFOヒーティングオーブンで加熱し、真空プレス機でレプリカ上に成形します。冷却後、ブレースを取り外し、しわや変形がないか確認します。形状が足部に合致していれば、次の研磨工程へ進みます。
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研削機でブレースを個々の靴サイズに合わせて削り、エッジを研磨して滑らかに仕上げます。最後にベルクロストラップを取り付け、足に固定できるようにします。
