屈折計で比重を測定する方法
屈折計は、屈折率を利用して液体の比重(液体の密度と水の密度の比)を測定する手動装置です。屈折率は、光が空気中から液体中へ入る際に速度が遅くなり、光が屈折する度合いを示します。屈折計は、この屈折した光を内部スケールに集め、拡大レンズで読み取ります。スケール上の数値が液体の比重を表します。臨床検査では、尿や体液の比重測定に用いられます。
測定手順
- 1. 試料液を滴下し、屈折計の測定面に置きます。測定面は通常、ビュー ポイント・イルミネータと呼ばれる蓋の下にあります。蓋を閉じます。
- 2. 屈折計を水平に保ったまま持ち上げ、接眼レンズ越しに観察します。片手で本体を支え、もう一方の手でビュー ポイント・イルミネータ(蓋)を押し下げます。
- 3. 内部スケール上でコントラストライン(明暗の境界)が現れる位置を探します。
- 4. コントラストラインが交差するスケールの数値を読み取ります。この数値が液体の比重です。
