採血トレイを整理する方法
はじめに
採血トレイが整頓されていることは、採血をスムーズに、迅速に、そして痛みなく行うための最も重要な要素のひとつです。トレイを正しく整理するには、必要な備品を把握し、日中に補充を続け、検査ごとに決められた採血チューブの順序(採血順序)を守ることが求められます。このガイドでは、採血トレイの整理と在庫管理の手順をステップバイステップで解説します。
必要なもの
- 区分された採血トレイ
- 採血用チューブ
- さまざまなゲージの採血針
- 針ホルダー/アダプター
- 注射器
- 止血帯(ツーニケット)
- アルコール・ヨード綿棒
- 綿またはガーゼ
- 絆創膏
- 手術用テープ
- 予備の手袋(ラテックスまたはビニール)
- 携帯型・使い捨て温熱パッド
- 鋭利物処理容器
手順
必要な材料を区分された採血トレイの近くに配置し、採血チューブは別に置いておく。
トレイに備品を入れ、同種のものはまとめて配置する。針はゲージと種類別に整理し、単回採血用と「バタフライ」針を分ける。
患者の検査オーダーを確認し、正しい採血チューブを選択する。チューブは色コードで添加剤や検査種別が示されており、正しい順序で採血しないと交差汚染のリスクがある。
トレイのチューブスロットに、以下の順序でチューブを配置する。
- 黄色/黄黒斑点(無菌血液培養用)
- 濃紺(微量金属分析用)
- 薄青(凝固検査用)
- 赤(添加剤なし、血清検査用)
- 赤灰斑点/金色(血清分離添加剤あり、血清・感染症検査用)
- 濃緑(ヘパリン入り、臨床化学検査用)
- 薄緑(ヘパリン+ゲル分離剤、血漿化学検査用)
- ラベンダー(血液学検査用)
- 薄黄色(微生物学・表面型検査用)
- 薄灰(血糖検査用)
採血トレイを鋭利物処理容器の近くに置き、必要に応じて静脈穿刺を行う。
患者ごとに手順3〜5を繰り返す。
1日を通して備品を補充し、常に最低5件分の採血ができるように在庫を確保する。
