Myers‑Briggs Type Indicator の活用手順
歴史
Myers‑Briggs Type Indicator(MBTI)は、イザベル・ブリッグス・マイヤーズと母親のキャサリン・ブリッグスが開発しました。1913年にカール・ユングが提唱した「内向‑外向」の概念を基に、二人は1941年から研究を進め、個人の性格は4つの基本的な指向(外向/内向、感覚/直感、思考/感情、判断/知覚)に分かれ、さらに組み合わせて16タイプになると結論付けました。マイヤーズが1980年に亡くなるまで広く職場で使われることはありませんでしたが、以後急速に普及しました。
16タイプの概要
16タイプは、4つの指向それぞれから1文字を選んだ4文字コードで表されます。例として「INFJ」は、内向(I)、直感(N)、感情(F)、判断(J)を意味し、直感が鋭く他者への共感力が高く、組織的に行動する傾向があります。代表的な職業は教育、図書館、法律、心理学などです。マザー・テレサもINFJとされています。
受検手順
MBTIは正解・不正解がない質問形式です。外向‑内向、感覚‑直感、思考‑感情、判断‑知覚に関する質問に正直に答えることで、最も適切なタイプが導き出されます。結果は認定資格を持つ専門家が解釈することが推奨され、企業内でも研修を受けたスタッフがフィードバックを提供します。公式の解釈レポートは93問で構成され、4文字タイプと各指向の説明、生活全般での傾向が示されます。
活用方法
同一人物が繰り返し受検しても結果が安定することから、MBTIは個人の好みや傾向を把握する信頼性の高いツールとされています。管理者は結果をもとにキャリアの方向性を提案しますが、必ずしも提案された職種に従う必要はありません。自分の反応パターンを理解することで、悲しみや喜び、困難に対する対処がスムーズになり、人生のバランスが向上します。
