理学療法で使用される機器と活用法

理学療法の部屋には、筋萎縮した筋肉のトーン回復をサポートするさまざまな機器が揃っています。事故や加齢、脳卒中、神経障害などで筋力が低下した患者に対し、理学療法士は年齢・状態・目標に合わせて機器を選択し、リハビリを行います。以下に代表的な機器とその特徴をご紹介します。

ペダルエクササイズ機

自転車に乗る感覚で足と膝の筋肉を強化する機器です。関節への負担が少なく、調整可能なペダルと抵抗レベル、床に固定できる金属製ベースが特徴です。足腰の筋力向上だけでなく、心肺機能のトレーニングにも効果的です。

エクササイズボール

滑り止め加工された大型のビニールボールで、サイズは身長に合わせて18~34インチが選べます。座ってバランスや協調性を鍛え、腹筋・胸筋が回復すると、シットアップなどの全身運動にも活用できます。耐荷重は最大600ポンドです。

抵抗バンド

筋肉に負荷をかけて鍛える伸縮性のあるバンドです。ループ型やフラット型があり、色で示された8段階の抵抗レベル(ベージュが最も軽く、ゴールドが最も重い)があります。幅は3~6インチで、ドラッグストアやオンラインで入手可能です。

Nintendo Wii

ゲーム機を利用したリハビリが注目されています。Wiiのボウリングやサッカーなどのゲームは、バランスや協調性の向上に役立ち、リアルタイムで姿勢や体重移動を測定し、セラピストにフィードバックを提供します。家電量販店で手軽に購入できます。

トレッドミル

日常的に歩行訓練ができる低衝撃の機器です。心肺機能の向上とともに、太ももやふくらはぎの筋力を強化します。プログラム設定が可能で、筋力の進捗を数値で確認できます。

姿勢鏡(ポスチャーミラー)

自分の姿勢を映し出す鏡で、前かがみや歪みを視覚的に認識し、正しい姿勢へと修正するトレーニングに活用します。

ヘルスケア業界(一般) - 関連記事