正常な収縮期血圧とは?
血圧と言えば通常、動脈圧を指します。動脈圧は直接動脈にチューブを挿入して測定することもできますが、実験的な場合を除き、一般的には血圧計(スフィグモマノメーター)を用いた間接測定が行われます。測定時は聴診器で聞こえる音で血圧が示されます。
成人の正常な収縮期血圧
成人の正常な収縮期血圧は 90〜140 mmHg とされています。数値は筋肉活動、食事、感情などの影響を受けやすいです。
小児の正常な収縮期血圧
出生時の平均収縮期血圧は約 40 mmHg です。生後1か月までに急速に上昇し 80 mmHg に達し、その後緩やかに上がります。12歳になると平均で約 105 mmHg になります。
男女の差
閉経前の女性は男性に比べて収縮期血圧が約 8〜10 mmHg 低くなります。これは、男性の方が様々な状況で筋肉活動が高くなるためと考えられています。
測定時の音の識別
血圧計の圧が下がるにつれて聴診器に聞こえる音が変化します。最初に聞こえる鋭くはっきりした叩くような音が収縮期血圧に相当します。
収縮期血圧の定義
収縮期血圧は、心臓の収縮(シストール)により上腕動脈に生じる最大圧です。血液が血管壁に内部から加える圧力にほぼ等しいと考えられます。
変動要因
筋肉活動により血圧は上昇します。食後に収縮期血圧がやや上がり、痛みや恐怖・不安といった感情も上昇させます。逆に、静かで安静な睡眠の最初の数時間は最も低くなります。
