マサチューセッツ州の健康保険最低要件とは
マサチューセッツ州では、2006年に制定されたマサチューセッツ医療改革法に基づき、18歳以上の全住民に健康保険加入が義務付けられています。雇用主が保険を提供しない場合は、民間保険を購入するか公的保険に加入する必要があります。州が定める最低要件は「Minimum Creditable Coverage(MCC)」と呼ばれ、以下の基本的な給付が含まれます。
ルーティン医療のカバー
2010年に設定されたMCC基準では、予防医療を含むすべての基本的な診療・外科治療が対象です。具体的には、プライマリ・ケア医による定期健診や一般的な診療手続き、精神保健や薬物依存症の治療、処方薬、放射線療法や化学療法などが保険の対象となります。
入院・病院でのケア
MCCに適合した保険は、病院やクリニックで提供されるさまざまなサービスをカバーします。外来診療、急性期の入院、救急サービス、日帰り手術、麻酔、血液検査、画像診断(X線・CT・MRI など)や医師が指示する各種検査、さらに出産時の母子ケアや新生児の治療も含まれます。
自己負担額(デダクティブル)
予防医療の受診に対してはデダクティブル(自己負担)が設定されません。ネットワーク内の医療サービスに対する年間デダクティブルは、個人で最大2,000ドル、家族で最大4,000ドルに制限されています。処方薬のデダクティブルは個人で250ドル、家族で500ドルが上限です。疾病ごとの給付総額に上限は設けられておらず、個人の最大自己負担額は5,000ドル、家族では10,000ドルまでと定められています。
