サプライフォーミュラ作成手順
概要
サプライフォーミュラ(供給式)は、医療機関における在庫管理手法で、産業界の「ジャストインタイム」に相当します。必要な医療用品を必要な時にだけ発注し、使用する製品を標準化することで、重複や無駄を防ぎます。
サプライフォーミュラは、病院・長期介護施設・在宅医療事業者が備品を発注する際に遵守すべきルール集です。
作成手順
- 現状分析:自施設の購買慣行を評価し、コストや無駄を特定します。
- 委員会設置:経営層の賛同を得て、フォーミュラ推進委員会(例:フォーミュラタスクフォース)を設置します。
- 医師との協働:医師に発注データ収集プロトコルを策定させ、部門ごとにフォーミュラ担当者を任命します。
- データ取得:医師が合意したプロトコルに従い、生データを収集します。
- データ整備:取得したデータを測定・クレンジングし、医師の協力度とデータの信頼性を確認、繰り返し購入と単発購入を把握します。
- 分析と評価:過去の使用実績、機能、使用しやすさ、品質、耐用年数、単位、価格などを考慮し、コスト削減と効率向上の策を検討します。
- 組織的合意形成:整備・分析した結果から作成したフォーミュラについて、施設全体の合意を得ます。
- 実装とモニタリング:フォーミュラを導入し、遵守状況を定期的に測定・評価します。
この手順を踏むことで、医療機関は在庫コストを抑え、業務効率を向上させることができます。
