ラボ機器のテスト手順とポイント

はじめに

実験結果の信頼性を保つために、ラボ機器の定期的なテストは欠かせません。機器が未点検のままだと、測定結果が歪み、誤った結論に導かれる恐れがあります。特に異常な結果が出たときや新しい機器を導入した際は、必ず動作確認を行いましょう。

テストの流れ

  1. 比較用サンプルの準備

    既に別の機器で測定済みのサンプルを用意し、その外観と測定結果を記録します。その後、同一条件で新しく作成したサンプル(旧サンプルと同一の材料・手順で調製)を用意します。

  2. 機器設定の確認

    対象機器の設定が、旧機器で使用した設定と同等であることを確認します。機種が異なる場合は、取扱説明書で設定項目の対応表を確認し、必要に応じて調整してください。

  3. サンプル測定と結果比較

    新しいサンプルを機器にセットし、上記で確認した設定で測定を実行します。測定後、結果を旧サンプルのデータと比較し、数値だけでなくサンプルの外観(例えば遠心分離の状態など)もチェックします。

    もし結果に乖離がある場合は、まず取扱説明書の「校正」項目を参照し、校正手順を実施してください。それでも解決しない場合は、トラブルシューティングの章を確認します。

補足

・サンプルはできるだけ同一ロットの材料を使用し、調製手順も統一することが重要です。
・設定変更が必要な場合は、変更前後の条件を必ず記録しておきましょう。
・定期的な校正スケジュールを策定し、機器の性能維持に努めてください。

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