EHRシステム導入ガイド
変化への対応は容易ではありません。特に診療現場では時間が命であり、日常業務に支障をきたさないよう新しいシステムへ移行するのは大きな負担となります。そのため、優れたEHRシステムほど導入時に強い抵抗が生じがちです。しかし、体系的に導入されたEHRは組織の効率を飛躍的に向上させ、診療プロセスを根本から変革し、管理コストを削減します。結果として収益の増加にもつながります。
必要なもの
- EHRシステム
- 会議室
- コンピュータ
- 医療機器
手順
- 作業チームを編成する。診療、技術サポート、管理など各部門から代表者を選出し、現行システムや日常業務に詳しいメンバーを揃えます。彼らが導入の中心となります。
- 医師チャンピオンを指名する。導入に熱意のある医師をリーダーに任命し、情報提供や抵抗感のあるメンバーへの説明を担当させます。
- 作業計画を作成する。チーム会議でタスク、担当者、実施期限を明確にし、意思決定フローと連絡先を整理します。導入は複数フェーズに分け、開始日を設定します。
- 追加システムを整備する。医師の特別な要件(機器とEHRの連携など)を確認し、ベンダーに統合作業を依頼します。
- スタッフを教育する。教室形式でEHRの操作方法を学習させ、導入初期のトラブルに寛容になる必要性を説明します。紙ベースの記録が不要になるメリットも伝えます。
- 試運転を実施する。シミュレーションで操作に慣れさせ、業務フローの改善点を洗い出します。
- 本格導入を開始する。計画で定めた日程に従いフェーズごとにシステムを稼働させ、フィードバックを記録し、課題解決のための会議を継続します。
