アルバータ州ヒト組織・臓器提供法(HTODA)とは

2009年8月、カナダ・アルバータ州議会はヒト組織や臓器の提供に関する規定を更新・明確化する法律を可決しました。この法律は「ヒト組織・臓器提供法(Human Tissue and Organ Donation Act、HTODA)」と呼ばれ、以前の「ヒト組織贈与法(Human Tissues Gift Act)」に取って代わります。

供給と需要

研究によれば、臓器や組織の需要は供給をはるかに上回っています。2008年には4,380人のカナダ人が移植を待機しており、そのうち215人が待機中に死亡しました。HTODAは、移植に利用できる組織・臓器の数を増やすことを目的としています。

同意(コンセント)

臓器・組織提供の可否に大きく影響する問題の一つは「同意」の法的解釈です。過去には、本人が書面で同意を残していても、遺族や法定後見人がその同意を覆すことができました。HTODAでは、故人の同意が法的に尊重され、遺族がそれを無効にできないようになりました。

医師の必須確認

HTODAは、死亡判定を行う医師に対し、故人の臓器・組織が移植に適しているかを必ず検討し、医療記録に記載することを義務付けています。また、移植に適すると判断された場合、医師は速やかに臓器提供機関へ通知し、機関が適切な手続きを踏んで同意取得を行います。

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