医療指示書(リビングウィル・医療委任状)の作成手順

医療指示書(アドバンス・ディレクティブ)は、重篤な病気になった際の医療に関する希望を事前に記した法的文書です。主に「リビングウィル」(延命治療の希望・不希望を示す)と「医療委任状」(本人が判断できなくなったときに代わりに決める代理人を指名する)という2種類があります。また、心肺停止時に心肺蘇生(CPR)を行わない旨を示す「DNR(Do‑Not‑Resuscitate)指示」も含められます。弁護士を雇わなくても、自分で作成できるテンプレートが各州で提供されています。

作成手順

  1. まず、居住州が指定している医療指示書の様式を確認します。caringinfo.org などのサイトで州別の無料テンプレートが入手可能です。

  2. ダウンロードした様式をよく読み、記載されている選択肢や用語を理解します。「栄養・水分補給の支援」や「人工呼吸」の意味が分からない場合は、Mayo Clinic のような信頼できる医療情報サイトで調べましょう。

  3. 家族や配偶者、親しい人と終末期医療について話し合い、延命治療に対する自分の考えや理由を共有します。事前に合意が取れていれば、本人が判断できなくなった際の争いを防げます。

  4. 医療代理人(ヘルスケアエージェント)を選びます。信頼でき、常識的な判断ができる人物が理想です。必ずしも家族である必要はありませんが、できれば近くに住んでいる人が望ましいです。

  5. 州別の医療指示書に必要事項を記入し、証人や公証人の署名を取得します。完了したら、主治医、医療代理人、親族、弁護士など関係者にコピーを配布しておきましょう。

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