前腕用松葉杖の調整方法とポイント

長時間使用する場合、歩行器や杖、従来の木製松葉杖よりも前腕用松葉杖を選ぶと、狭い場所でも楽に移動でき、手が自由になるため電話や握手なども可能です。ただし、握力が必要で、腋下松葉杖ほど安定しないという欠点があります。正しく調整すれば問題なく使用できます。

調整手順

  1. 使用者の両脇に松葉杖を立て、ハンドルが腕のしわと揃うようにします。まず、上下どれだけ調整するかを決めます。

  2. 松葉杖を逆さまにし、脚部のスプリング式ボタンを押しながら、伸長したい場合は先端を引っ張ります。短くしたい場合は先端を上向きに押し込みます。ボタンが最寄りの穴にカチッと音を立てて止まり、長さが固定されます。反対側も同様に調整し、両杖の高さを合わせます。

  3. 脚部のコラ―(延長部と調整穴部を分けるリップ状の部分)をしっかり締めます。コラ―は伸長部を固定する役割があります。

  4. 使用者に立った状態で再度松葉杖を脇に当て、長さが適切か確認します。まだ短い・長い場合は再度手順3を繰り返し、調整後は手順5へ進みます。

  5. ハンドル下のスプリング式ボタンを押し、ハンドル上部の伸長部を引き上げて調整します。これによりカフが腕に当たる位置を変えられます。コラ―を締めて固定し、カフは肘下1〜2インチ(約2.5〜5cm)になるようにします。

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