自宅での酸素使用の安全対策

慢性肺疾患などの治療のために、医療用酸素を自宅で使用する人は多くいます。酸素は燃焼を助長し、火災が急速に拡大する危険があるため、使用時は特に注意が必要です。

喫煙

  • 酸素装置を装着したまま喫煙しない。家族や来客にも喫煙を禁じる。
  • どうしても喫煙が必要な場合は、酸素供給を止めてから10分待ち、髪や衣類に残った高濃度酸素が抜けるのを確認してから屋外で喫煙する(マサチューセッツ州消防局の推奨)。

酸素濃縮器

  • 電気式の酸素濃縮器は、必ずアースが取れたコンセントに直接差し込む。延長コードは使用しない。
  • 長いコードが必要な場合は、医療供給業者に長めの酸素チューブを依頼し、電源コードは延長しない。

酸素タンク

  • 予備タンクは立てた状態で、換気の良い場所に設置し、倒れないようしっかりとしたスタンドに入れる。
  • 使用時はバルブをゆっくり開き、火花が飛び散らないようにする。使用後はフロー計を止め、バルブも閉じて漏れを防止する。
  • タンクは暖炉、キャンドル、ガスコンロなどの熱源・火源から最低3メートル(約10フィート)離して置く。

液体酸素

  • 液体酸素は極低温で、皮膚や眼などの組織を凍結させる危険がある。
  • 携帯用液体タンクを充填する際は、金属部分が霜付いた状態に触れない、放出される蒸気を吸い込まないよう注意する。

総合的な安全対策

  • 玄関に「禁煙」サインを掲示し、来訪者に喫煙禁止を周知する。
  • 使いやすい場所に消火器を備え、使用方法を確認しておく。
  • 静電気による火花を防ぐため、合成繊維ではなく綿製の寝具や衣類を使用する。
  • 酸素機器や皮膚に石油系潤滑剤・ワセリンは使用しない。

以上のポイントを守ることで、酸素治療を安全に継続できます。

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