人工呼吸器のコンプライアンス測定方法

呼吸ができないと酸素の吸入と二酸化炭素の排出が止まり、生命はすぐに危険にさらされます。医療現場では人工呼吸器のチューブを用いて呼吸を補助しますが、使用する気圧は適切でなければなりません。その鍵となるのが肺のコンプライアンス(肺の伸縮性)です。コンプライアンスが高い肺は低い圧力で膨らみ、低い肺は高い圧力が必要です。コンプライアンスは簡単な計算で求められます。

コンプライアンス測定手順

  1. 人工呼吸器のゲージ、デジタルディスプレイ、または画面で、患者の呼吸時に示される胸腔内圧と容量を確認します。呼吸前後の胸腔内圧を記録し、容量は一定で圧力が変化することを確認します。
  2. 呼吸前の胸腔内圧から呼吸後の胸腔内圧を引き、圧力変化(ΔP)を求めます。
  3. 容量変化(ΔV)で圧力変化(ΔP)を割ります。コンプライアンスは ΔV/ΔP で表されます。例として、患者が0.4 Lの空気を吸入し、呼吸前の胸腔内圧が‑4 cmH₂O、呼吸後が‑10 cmH₂Oの場合、ΔV/ΔP = 0.4 L / (‑4 – (‑10)) = 0.066 L/cmH₂O となります。

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