手術器具の在庫管理と滅菌の実践ガイド
手術中に使用されるレーザー、メス、内視鏡、プローブなどの器具は、どのようにして病院に届き、適切に管理・滅菌されているのでしょうか。病院は手術器具の監視、保守、滅菌を一括して行う必要がありますが、数千点に及ぶ器具を効率的に管理するには、緻密な組織力が不可欠です。本稿では、在庫管理と滅菌のポイントを分かりやすく解説します。
必要なもの
- 滅菌プロセス担当者
- 器具トラッキングシステム
- 滅菌管理者
手順
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管理体制の統一
器具の管理は一つの部門に集約しましょう。複数部門に分散させると作業が重複し、非効率になります。どの部門が備品・材料・手術機器の管理を担うか明確にし、従来は滅菌プロセス(SP)担当者が購買・予算管理を行うケースが多いため、同部門が器具管理全般をリードする形が実務的です。
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現場スタッフへのヒアリング
SP担当者やスクラブテックに意見を求めましょう。彼らは使用頻度の高い器具、トラブルが多い器具、手術スケジュールに応じた必要数を最も把握しています。現場の声を基に、優先的に管理すべき器具を選定します。
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器具カウント表・トラッキングシステムの導入
無料で利用できるカウント表や、ベンダーが提供するトラッキングシステムを活用しましょう。記入は略称や愛称を避け、ベンダーカタログ番号を併記することで正確性が向上します。
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滅菌担当者の配置
各手術室シフトごとに滅菌プロセスを統括する担当者を置きます。滅菌管理者が日々必要な器具数を把握し、AORN(米国術中登録看護師協会)基準に沿った滅菌を徹底すれば、訴訟リスクを大幅に低減できます。
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プロセスの定期的な見直し
器具が摩耗・錆びていないかを点検し、基準を満たさない場合は管理フローに問題があると判断します。汚染された器具は訴訟につながるため、コミュニケーションの抜けや手順のずれを早期に発見し、改善策を講じましょう。
