超音波画像診断の必須知識
超音波画像診断は、高周波音波の反射を利用して体内の画像をリアルタイムで表示します。X線と異なり電離放射線を使用せず、内部臓器や血流の動きを瞬時に観察できます。4次元(4D)超音波は、3次元画像をリアルタイムで撮影し、胎児や病変の評価に活用されます。
機能
タフツ大学によると、超音波の音波は2メガヘルツ以上の周波数に達します。画像化には臓器組織という媒質が必要です。周波数が高くなると画像の深さは浅くなりますが、分解能は向上します。分解能とは、エコーが個別の対象を区別できる能力です。超音波装置はトランスデューサで電気エネルギーを超音波エネルギーに変換し、振動するプローブで組織内を高速に走査します。組織を通過する際の音波の減衰により、画像にアーティファクトが生じることがあります。
特徴
ワシントン大学の情報によれば、超音波は人間の可聴範囲上限20kHzを超える周波数を指し、医療画像は通常可聴範囲の100倍以上の周波数で取得されます。光沢エコーは大きく滑らかな対象から、散乱エコーは小さく不規則な対象から反射します。散乱は画像の減衰に寄与します。多くの超音波装置はゲイン調整用のポテンショメータを備えており、微細な構造を明瞭に表示できます。
ドップラー
超音波はコウモリのエコーロケーションや船舶のソナーと同様の原理で動作します。ドップラー超音波はドップラー効果を利用し、血流中の赤血球の動きを測定します。Radiologyinfo.orgによれば、病院ではカラー、パワー、スペクトルの3種類のドップラーが使用されます。カラー・ドップラーは専用ソフトで色彩情報を表示し、パワー・ドップラーは微小血流の検出に優れるものの流向は示せません。スペクトル・ドップラーは血流速度を時間対距離のグラフで示します。
