尿道カテーテルの種類と使用上の注意点

概要

尿カテーテルは膀胱にたまった尿を排出する医療器具で、尿閉や失禁患者に使用されます。長期使用は感染リスクが高まるため、最終手段として扱われます。カテーテル挿入は主に看護師が行います。

種類

  • フォーリーカテーテル:先端にシリコンまたは天然ゴム製のバルーンがあり、滅菌水で膨らませて膀胱内に固定します。
  • ロビンソンカテーテル:バルーンがなく、短時間の使用に適しています。
  • クーペカテーテル:先端が曲がっており、挿入が容易です。
  • 灌流(イリゲーション)カテーテル:別孔があり、膀胱内に洗浄液を送ることができます。
  • 外部テキサス(コンドーム)カテーテル:外部に装着するタイプで、感染リスクが低いです。

サイズ

フォーリーカテーテルのバルーン容量は主に5 ccと30 ccの2種類があります。尿の流量や粘性に応じてカテーテル径を選択し、手術後の血尿や濃い尿が予想される場合は太めのカテーテルが推奨されます。

注意点

  • カテーテル径が大きいほど尿道損傷のリスクが増加します。
  • 長期使用は尿路感染症、血液感染、皮膚障害、膀胱結石、尿道損傷、癌、血尿などの合併症を引き起こす可能性があります。
  • 出血、発熱、寒気、尿道腫脹などの症状が現れたら速やかに医師に相談してください。

考慮すべき点

  • 尿がカテーテル周囲から漏れる場合は、カテーテル径が小さい、バルーンサイズが不適切、膀胱痙攣、血液や濃厚沈殿物での閉塞が考えられます。
  • 便秘や尿路感染症も漏れの原因になります。
  • ラテックス製カテーテルに対するアレルギーが出た場合は、テフロンやシリコン製のカテーテルに切り替える必要があります。

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