紙そのもののセキュリティ
メディケイド(低所得者向け医療支援)対象者向けの処方箋は、CMS(医療保険・メディケイド管理局)が定めた3つの基本的なセキュリティ基準を満たす紙に記載しなければなりません。紙自体にセキュリティ機能を組み込むことが必須で、記入後にペンインクやデカール、コードワードなどを付加する方法は認められていません。
コピー防止
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処方箋パッドには、コピー防止のための「業界認定のセキュリティ機能」が1つ以上必要です。代表的な手法は「VOID(無効)」と印字された背景パントグラフです。文字色とわずかに異なるインクで印刷され、コピーするとはっきりと「VOID」が現れます。その他、コピー機が再現できない極小文字(マイクロプリント)や、裏面に人工的な透かしを入れる方法もあります。
改ざん防止
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処方箋の記入後に文字を消したり書き換えたりできないよう、改ざん防止機能も必須です。例えば、文字を消すと色が変わり白い斑点が残る特殊インクや、トナーが紙に強く結合し消せない「トナーグリップ」加工があります。また、医師が数量をチェックボックスで確認し、別の場所に同じ数量を手書きで記入する「チェック・アンド・バランス」方式も採用されています。
偽造防止
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最後に偽造防止機能が求められます。連番が付いた用紙や、裏面にコインでこすって現れるインク(コインアクティブインク)などがあります。さらに、紙のデザインにセキュリティバンドを組み込み、例えば「黒白文書は無効」や「裏面に透かしが必要」などのメッセージを印刷する方法もあります。
