カリフォルニア州のメディケイド(Medi-Cal)資格について
医療費や保険料は高額になることがあります。高齢者、移民、障がい者、低所得者や多子世帯、長期的な医療が必要な人々は、特に費用負担が大きくなります。こうした人々を支援するため、米国連邦政府はメディケイド制度を設けました。カリフォルニア州では「Medi-Cal」と呼ばれ、Kaiser Family Foundation の調査によれば、州は医療費の6割に対し1割を負担しています。
移民
「適格移民」と認められた場合、Medi-Cal の給付を受けられます。適格移民とは、永住権保持者、難民、亡命希望者、人身売買の被害者、DV 被害者、または永住権取得待ちの子どもなどです(カリフォルニア州移民弁護士ブログ参照)。
子ども
子どもの Medi-Cal 資格は、保護者の世帯所得と子どもの年齢で判断されます。具体的な基準は以下の通りです。
- 1 歳未満の子ども:世帯所得が連邦貧困線の200%以下であれば対象。
- 1〜5 歳の子ども:世帯所得が連邦貧困線の133%以下で対象。
- 6〜19 歳の子ども:世帯所得が連邦貧困線の100%以下で対象。
成人(妊娠中・子どもなし)
妊娠中の女性は連邦貧困線の200%までの所得で Medi-Cal を受けられます。子どもがいる親は100%まで、子どもがいない成人は対象となりますが、提供されるサービスは限定的で、急性期や長期介護の給付は含まれないことが多いです。
高齢者
高齢者が Medi-Cal の対象となる最も簡単な方法は、連邦の「補足保障所得(SSI)」の受給資格を満たすことです。65 歳に達すると自動的に SSI の対象となり、結果として Medi-Cal の資格も得られます(Kaiser Family Foundation)。
障がい者・「医療的に必要」な人
障がい者も SSI の受給資格があれば Medi-Cal に加入できます。対象となる障がいは、全盲・部分盲、または社会保障局が定める「1 年以上働くことができない」または「死亡に至る」医療状態です。所得が Medi-Cal の基準を超える場合でも、医療費支出が多いと判断されれば「医療的に必要(medically needy)」として個別に資格が認められることがあります。
