医療請求で使用される血清ナトリウム検査とは?
血清ナトリウムは、血液中のナトリウム濃度を測定する検査です。体内の水分・電解質バランスの評価や、脱水、低ナトリウム血症(低ナトリウム血症)、高ナトリウム血症(高ナトリウム血症)などの診断に用いられます。
ナトリウムの役割
ナトリウムは体液バランスを調整し、神経や筋肉の機能、血圧の調節にも関与する必須ミネラルです。
正常値と異常値
血清ナトリウムの正常範囲は 135〜145 mEq/L です。135 mEq/L 未満は低ナトリウム血症、145 mEq/L 超は高ナトリウム血症と診断されます。
低ナトリウム血症の主な原因
- 過剰な水分摂取
- 利尿剤の使用
- 特定の薬剤
- 腎臓疾患
- アジソン病
高ナトリウム血症の主な原因
- 脱水
- 尿崩症
- クッシング症候群
- 特定の薬剤
検査が必要とされる症状
- 倦怠感
- 脱力感
- 吐き気
- 嘔吐
- 下痢
- 渇き
- 意識混濁
腎臓病や糖尿病など、ナトリウム濃度に影響を与える既往症がある場合も、経過観察のために測定されます。
医療請求コード
血清ナトリウム検査は主に次のコードで請求されます。
- 84300 – ナトリウム; 血液
- 84301 – ナトリウム; 血清または血漿
検査を実施する検査室により CPT コードは若干異なることがあります。
保険償還
Medicare、Medicaid、民間保険では、検査1回あたり概ね10〜20米ドルが支払われます。
血清ナトリウム検査は、体液・電解質バランスの評価や、ナトリウム異常に関連する疾患の診断に欠かせない重要な検査です。
