子どもの双極性障害の兆候とは
双極性障害は思春期や成人になってから診断されることが多いですが、症状への理解が進むにつれ、幼少期からの早期発見が可能になっています。早期に適切な支援を受けることで、子ども本人や家族がより持続可能な対処法を身につけられます。大人とは異なる形で現れる子どもの双極性障害の主なサインをご紹介します。
急速サイクル(Rapid Cycling)
- 躁状態と抑うつ状態が同じ日内で何度も入れ替わることが特徴です。成人では数日から数か月単位で相対的にゆっくりとサイクルしますが、子どもは数時間で気分が大きく揺れ動くことがあります。
イライラ感
- 持続的な苛立ちや怒りが見られ、些細なことでかんしゃくを起こしたり、破壊的な行動に出ることがあります。
不安症状
- 分離不安が特に顕著です。夜間のトイレ漏れ、悪夢、睡眠障害なども併発しやすいです。
誇大妄想(Grandiose Ideas)
- 自分の能力を過大に評価し、危険な行動に走ることがあります。例えば「自分は空を飛べる」と信じて高い場所から飛び降りようとするケースが報告されています。
散発的な行動(Erratic Behavior)
- 同時に多数のプロジェクトを始めたり、常に動き回っているように見えます。話し方が速くなりすぎたり、過剰に喋り続けることもあります。
他の障害との混同
- 双極性障害の症状はADHDや不安障害と似通っているため、疑いがある場合は専門のメンタルヘルス医師に相談することが重要です。
