セロクエル(Seroquel)の副作用と注意点
Seroquel(セロクエル)は、双極性障害の気分変動を安定させるために開発された薬です。1997年に発売され、2004年に米国食品医薬品局(FDA)から双極性障害の急性躁状態・抑うつ状態の治療薬として承認されました。すべての医薬品と同様に、使用にあたっては副作用のリスクがあります。
最も一般的な副作用
- 眠気や鎮静感
- 頭痛
- 口の乾き
- めまい、立ちくらみ
- 腹部の不快感・疼痛
- 倦怠感、脱力感
- 起立時の血圧低下(起立性低血圧)
- 喉の痛み
- 体重増加
- 高血圧
- 鼻づまり
- 胃の不調
- 肝機能検査値の異常
重篤な副作用
- 高熱、発熱
- 震え・振戦
- 意識混濁・錯乱
- 過度な発汗
- 筋肉の硬直
- 心拍数や脈拍の異常変化
- 食欲・渇望の急激な変化
- 頻尿
- 制御不能な身体の不随意運動(舌・顔・四肢など)
上記の症状が現れた場合は直ちに服用を中止し、医師に連絡してください。
考慮すべき点
- 自殺念慮、発作(または発作リスク)がある方
- 高コレステロール血症、白血球減少、糖尿病、または家族歴に同様の疾患がある方
- これらの条件があると、重篤な副作用が起こりやすく、致命的になる可能性もあります。
警告
- 服用開始直後は眠気や過度の疲労感が強くなることがあります。そのため、運転や機械操作は避けてください。
- 服用が継続されるにつれて、眠気は徐々に軽減されることが多いです。
まれな副作用
- 背部痛
- 吐き気・嘔吐
- 視覚障害
- 鼻水・鼻粘膜刺激
- 消化不良・胸焼け
これらは全体の2〜10%の利用者に報告されている軽度の症状で、自然に改善することが多いです。
