ADHDへの差別と法的保護
米国国立精神衛生研究所によると、ADHD(注意欠陥・多動性障害)は子どもから大人まで影響を及ぼす行動障害です。ADHDと診断された人は障害とみなされ、連邦法により差別から保護されています。
Americans with Disabilities Act(障害者法)
障害者法は、ADHDを持つ人が雇用において差別されることを禁じています。ただし、単に診断を受けたというだけでは職場での合理的配慮を受けられません。精神保健専門家の診断と、障害が業務遂行に支障を来すことの証明が必要です。雇用主は、業務内容の変更や、注意散漫が少ない場所への作業場移転などの配慮を提供しなければなりません。
Rehabilitation Act(リハビリテーション法)第504条
この法律は、連邦資金を受け取るプログラムに対し、障害を理由に参加を拒否したり、利益を奪ったりすることを禁じています。多くの学校、大学が対象となり、ADHDの子どもたちも教育の場で差別から守られます。
Mental Health Parity and Addiction Equity Act(精神保健平等法)
2008年に制定されたこの法は、従業員50人以上の雇用主が提供する団体健康保険において、精神保健や依存症治療に対する適用制限を、医療・外科治療と同等にしなければならないと定めています。
