心理評価ツール
心理評価は、セラピストや心理学者などの専門家が、個人の機能、行動、知能指数(IQ)や人格をさまざまな手法とツールで評価するテストです。子どもの高い知能や、知的障害を持つ患者の精神機能を測定するなど、目的に応じて多種多様な評価が用いられます。
マイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標(MBTI)
人格タイプを研究する代表的なツールがマイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標です。1943年に開発され、質問項目は現在も改訂が続けられています。受検者の回答を基に、16種類のタイプ(例:ISFP=内向・感覚・感情・知覚)に分類し、心理学者が治療やカウンセリングの際に患者の特性を把握するのに活用します。
ハルステッド=リタント神経心理検査バッテリー
ハルステッド=リタント神経心理検査バッテリーは、8つの個別テストから構成され、脳や神経系の機能を評価します。印刷された幾何学模様や、切り抜き型のフォーム・木製ブロックを用いて感覚記憶を測定したり、録音された音声で聴覚注意力と集中力(シーショアテスト)を評価したりします。心理学では、このように多様なツールを組み合わせて精神機能を総合的に評価します。
ウェクスラー成人知能検査(WAIS)
ウェクスラー成人知能検査(WAIS)は、16歳以上の成人を対象に知能指数を測定するテストです。印刷された画像やブロック、ジグソーパズル、パターン、読解・計算問題など、多様な課題を通じて知能を評価します。筆記問題は一般的な知識を測り、パズルやブロックは視覚的知覚や非言語的推論能力を評価します。
