アルコール中毒の兆候と症状
アルコール中毒は、過剰にアルコールを摂取した結果として一時的に現れる状態です。体が処理できる量を超えると、様々な症状が現れます。体重、年齢、性別、既往歴、服用中の薬などにより必要量は異なります。中毒と重篤なアルコール中毒(アルコール中毒症)を見分けることが重要です。
言語と認知
- 発話がろれつが回らず、言葉がはっきりしない。
- 思考が遅くなり、会話が遅延する。
- 短期・長期記憶が障害され、注意力が低下する。
- 声が大きくなり、話し過ぎることがある。
- 簡単な指示に従えない混乱状態になることもある。
気分
- 一時的に幸福感や自信過剰になり、金銭や所有物に関して軽率な判断を下すことがある。
- 性欲や他者への愛情が増すことがある。
- 逆に怒りやイライラ、抑うつが強まり、攻撃的・暴力的になることや自殺念慮が現れることもある。
協調性
- 歩行が不安定になり、転倒しやすくなる。
- 立っているだけでも左右に揺れる。
- 食事などの動作が不調和になる。
- 眼球振盪(にょろう)や急速な眼球運動が見られる。
- 筋力低下や眠気が現れる。
全身症状
- 顔面や体が赤くなり、血管拡張で血色が増す。
- 目が充血し、血走る。
- 心拍数増加や血圧上昇が起こる。
- 吐き気や嘔吐が見られる。
- 重度の場合、聴覚・視覚・味覚・呼吸が障害され、反応が鈍くなる。
- 意識が朦朧としたら直ちに救急医療を要請する。
