Depakote(デパコート)とは何か?

作用機序

Depakoteは、アボット製薬が販売するジバルプロエク酸ナトリウム(商品名:デパコート)です。脳内のγ-アミノ酪酸(GABA)濃度を増加させ、神経伝達物質の働きを調整することで、異常な神経興奮を抑制します。

主な効果

抗痙攣薬として、てんかん発作の予防に有効です。また、片頭痛の予防や双極性障害の躁状態の緩和にも用いられます。

一方で、めまい、視界のぼやけ、下痢、倦怠感、振戦、耳鳴りといった副作用が報告されています。さらに、脱毛や体重増加が起こることもあります。

製剤形態

処方箋が必要な製剤は、カプセルと錠剤の2種類があります。どちらも腸溶性コーティングが施され、胃への刺激を抑えます。用量は125 mg、250 mg、500 mgの3種類があり、ジェネリック医薬品も販売されています。

持続放出型(Depakote ER)もあり、薬効が長時間にわたって持続します。

保管方法

常温(15〜30℃)で直射日光や高温・多湿を避けて保管してください。浴室のように湿度が高くなる場所は適しません。子供の手の届かない密閉容器に入れ、過剰摂取による心不全、昏睡、死亡のリスクを防ぎましょう。

注意点

他の薬剤との相互作用が多く、特にアスピリンとの併用は注意が必要です。処方された際は、現在服用中の処方薬・市販薬をすべて医師に伝えてください。また、妊娠中に使用すると胎児に有害な影響を及ぼす可能性があります。

メンタルヘルス(一般) - 関連記事