リチウムが体に与える影響

機能

リチウムは神経細胞間のナトリウムの流れを変化させ、神経細胞同士の伝達を調整します。この作用により、感情のコントロールが改善され、双極性障害患者の躁状態や怒りの爆発、行動の不安定さが軽減されます。

重要性

リチウムは双極性障害、躁状態、うつ病、統合失調感情障害などの慢性精神疾患の治療に最も推奨される薬剤の一つです。米国うつ病・双極性障害支援連盟(DBSA)によれば、躁状態の治療成功率は40〜85%と報告されていますが、実際の平均は40〜50%です。

種類

Drugs.comによると、リチウム製剤にはさまざまな種類があります。代表的なものにリチオビッド(Lithobid)やリチオネート(Lithonate)があり、他にもリチオタブ(Lithotabs)、エスカリス(Eskalith)およびエスカリスCR(Eskalith CR)があります。ジェネリック医薬品としても利用可能です。

作用開始までの期間

リチウムは服用開始から1〜2週間で体内に影響を及ぼし始め、2週間から1か月で長期的な効果が現れます。効果の現れ方は投与量や製剤の強度によって異なります。

副作用

リチウムは有益な効果と同時に副作用も伴います。一般的な副作用として、口渇、吐き気、むくみ、体重増加があります。リチウムは塩分に似た作用を持ち、水分貯留を引き起こすため体が膨張しやすくなります。重篤な副作用としては、筋肉のけいれん、幻覚、発作、不整脈、四肢の変色などが報告されています。

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