一般的なXanax(アルプラゾラム)とは?
歴史
アルプラゾラムは、米ミシガン州カラマズーのアップジョン・ラボラトリーズが開発し、商品名「Xanax」として販売された。1970年代初頭に抗うつ薬としてFDAに申請されたが、承認後は「うつ病の治療」ではなく「不安障害の治療」に限定して販売するよう指示された。その後、企業合併を経て現在はファイザーが所有し、特許は切れたため、ジェネリックのアルプラゾラムは米国・世界中の薬局で入手可能となっている。
主な用途
アルプラゾラムはパニック障害をはじめとする各種不安障害の治療に有効とされ、臨床でも広く使用されている。患者の報告では、うつ症状の緩和にも効果があるとされることがある。
用量
市販の錠剤は0.25 mg から 2 mg まであり、医師は「必要に応じて」0.25 mg から開始することが多い。作用時間は比較的短く、1日3〜4回まで服用が可能とされるが、依存のリスクがあるため注意が必要である。
薬の性質
アルプラゾラムは世界で最も処方される向精神薬の一つで、中枢神経系に作用し行動や知覚を変化させる精神活性薬に分類される。カフェインやアルコール、メタンフェタミン、マリファナなども同じ広義の精神活性物質に含まれる。
禁忌・注意事項
すべての人に安全というわけではなく、以下のような状態がある場合は使用を避けるか、医師に必ず相談する必要がある。
- 狭隅角緑内障
- 妊娠中・授乳中
- 腎臓・肝臓疾患
- 喘息
- 依存症の既往
- 自殺念慮・自殺行動の既往
