エリクソンの心理社会的発達理論の8段階とは?
エリクソンの心理社会的発達段階の概要
エリクソンは、人生を通じて8つの段階が順番に現れると提唱しました。各段階は前の段階の上に築かれ、特定の葛藤(コンフリクト)を解決することで次へ進みます。
1. 順序性(シーケンシャリティ)
各段階は前段階に続く形で現れ、前の課題が解決されて初めて次の課題に取り組めます。
2. 葛藤と解決
それぞれの段階で特有の葛藤が生じ、これを乗り越えることが次の段階への鍵となります。
3. 発達課題の多様性
信頼対不信、自治対恥と疑惑、自己同一性対役割混乱、親密性対孤独、生成性対停滞など、段階ごとに異なるテーマが設定されています。
4. 自己概念への影響
葛藤の解決方法は個人の自己感や人生観に大きく影響します。
5. 美徳の獲得
各段階で成功裏に葛藤を解決すると、信頼、自己主張、勤勉さ、親密さ、生成性などの美徳が育まれます。
6. 普遍性
これらの段階は文化や背景に関係なく、すべての人に共通するとされています。
7. 可変性
人生の中で段階が前後することもあり、必ずしも直線的に進むわけではありません。
8. 本質と環境の相互作用
発達は遺伝的要因(本質)と環境的要因(養育)の両方、そしてその相互作用によって形作られます。
