コルチゾールとは何か?その役割と注意点

概要

コルチゾールは副腎皮質で産生されるステロイドホルモンで、ストレスや不安に応答して血中に放出されます。血圧や血糖値を上昇させる働きがあります。

同定

  • 化学式:C21H30O5
  • ステロイド系ホルモン(コルチコステロイド)に分類されます。

合成

視床下部から放出されるCRH(副腎皮質刺激ホルモン放出因子)が下垂体前葉に作用し、ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)を分泌させます。ACTHはコレステロールからコルチゾールを合成させます。

機能

  • ストレス時に体内の恒常性を保つために分泌されます。
  • 細胞へのグルコース取り込みを抑制し、血糖値を上昇させます。
  • 血圧上昇作用と胃酸分泌促進作用があります。

正常範囲と異常時の注意

血中コルチゾール濃度は通常6〜23 µg/dLです。上昇すると副腎腫瘍やクッシング症候群、低下するとアジソン病や下垂体機能低下症が疑われます。

日内変動

コルチゾールは概日リズムを持ち、朝に最高値を示し、深夜には最低値になります。

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