デイケア事業者向け避難計画の作り方

保育園の安全は最優先です。災害時に混乱を防ぎ、迅速に避難できるよう、全スタッフが共有できる避難計画を策定しましょう。

拠点の位置と利用可能な資源

まず、保育園の所在地と周辺の支援体制を把握します。地域の赤十字社や自治体から、災害時の警報や緊急連絡先、利用できる避難所の情報を入手しましょう。これらの基本情報が、具体的な避難シナリオを立てる土台となります。

連絡先情報と備蓄品の管理

子ども一人ひとりの緊急連絡先や健康情報をまとめたファイルを、常に持ち出しやすいトートバッグに入れておきます。バッグには以下の備品を常備してください。

  • 救急キット
  • 予備電池付き懐中電灯
  • ハンドサニタイザー、ベビーワイプ、オムツ(乳幼児がいる場合)
  • 飲料水と非常食(スナック)

このバッグは全スタッフが所在を把握できる場所に保管し、定期的に内容を点検・更新します。

避難経路の確保

地域の消防署や建築確認担当者に確認し、法定の非常口数を満たしているか確認しましょう。必要に応じて相談に乗ってもらえます。

すべての非常口は常に明示し、障害物が置かれないよう管理します。緊急状況に応じて複数の避難経路を設定し、各教室に掲示板で常時表示します。また、園外の集合場所を正面と裏口の2か所に設定し、子どもが安全に集められるようにします。車椅子やベビーカーでの搬送が必要な場合の手順も事前に決めておきます。

避難訓練の実施

スタッフは定期的に避難訓練を行い、子どもたちも参加させます。訓練を繰り返すことで、実際の災害時に子どもが落ち着いて行動できるようになります。

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