ヒドロコドンとコードインの違い
用途と効果
コードインは主に軽度の疼痛緩和に使用され、咳止めとしても利用されます。また、下痢抑制にも用いられることがあります。ヒドロコドンやジヒドロコードインの主成分でもあります。
ヒドロコドンは中等度からやや重度の疼痛に対して使用され、咳止め効果もあります。
服用方法
コードインは主に経口投与され、咳止め用の液剤としても提供されます。皮下投与は可能ですが、一般的ではありません。静脈投与は肺水腫や呼吸困難などの危険な副作用を引き起こすため使用されません。
ヒドロコドンは経口投与が主流です。
製剤の種類
コードインは単剤の錠剤や、アスピリンなど他の鎮痛剤と組み合わせた製剤として販売されています。代表的な商品名はCodate、Tylenol with codeine(Tylenol 3)、Codephos、Codamolなどです。
ヒドロコドンは多数のブランド名・ジェネリック製剤があり、代表的なものにVicodin、Lortab、Lorcetがあります。ほとんどはアセトアミノフェンなどと併用した複合製剤で、液体製剤(フェニレフリン入りなど)もあります。
副作用
コードインの主な副作用は、眠気、便秘、排尿困難、口渇、かゆみ、吐き気・嘔吐などです。
ヒドロコドンの主な副作用は、便秘、倦怠感、吐き気、食欲不振、不安、めまい、眠気、睡眠障害などです。
危険性
ヒドロコドンもコードインも依存性・中毒性があり、アルコールとの併用は呼吸抑制や死亡につながる危険があります。また、鎮静作用があるため、運転や機械操作など注意が必要な作業は避けるべきです。
法的規制
ヒドロコドンとコードインはともに規制薬物です。米国では、ヒドロコドンは投与量によりスケジュールIIまたはスケジュールIIIに分類され、VicodinはスケジュールIIIです。コードインは1錠あたり90 mg未満の製剤はスケジュールIIIに該当し、Tylenol 3などが該当します。
いずれも処方箋なしでの購入・所持は違法です。
