9パネル薬物スクリーニングに含まれる項目とは?
スクリーニングの実施方法
このタイプの薬物スクリーニングは自宅でも、医療従事者のもとでも実施できますが、雇用目的の場合は通常、診療所や医療施設で尿サンプルを採取し、現場で3〜8分で結果が出ます。
マリファナ(THC)とコカイン
レクリエーション用途で最も一般的な違法薬物のひとつがマリファナ、もうひとつがコカインです。9パネル検査では、マリファナはTHC(テトラヒドロカンナビノール)として、コカインはそのまま検出されます。マリファナは使用者が多いため偽陽性が出ることがありますが、検査は設定された最低検出限界を超えた場合に陽性と判定します。
アンフェタミン類
アンフェタミンは尿中で検出され、陽性か陰性かが示されます。性能向上目的で使用されることもありますが、医師処方の薬にも含まれるため、結果は慎重に評価する必要があります。
PCP とオピエート系
PCP(エンジェルダスト)とオピエート系薬物も9パネルの対象です。オピエートにはヘロインやモルヒネ、コデインなどの違法薬物と、処方薬が含まれます。両者は粉末や液体の形で流通することがあります。
バルビツール酸系薬物とベンゾジアゼピン系薬物
これらは医療用に製造された鎮静剤で、錠剤や静脈注射で投与されます。主に不眠症や痙攣の治療、麻酔目的で使用されますが、リクリエーション目的で乱用されることもあります。
メタンフェタミン(覚醒剤)とエクスタシー(MDMA)
近年、メタンフェタミンの使用が急増しています。9パネル検査ではメタンフェタミンとエクスタシー(MDMA)も同時に検出できます。エクスタシーは錠剤、メタンフェタミンはパイプで喫煙や鼻吸いなどで使用されますが、どちらも非常に危険です。
メサドン
メサドンはヘロインなどオピエート依存症の治療に用いられる薬で、乱用は比較的少ないです。検査では過去にオピエート使用歴があるかを確認する目的で行われ、医師の管理下で錠剤として服用されます。
