狂犬病検査の受け方

狂犬病検査の概要

狂犬病は感染動物に噛まれることで感染するウイルス性疾患です。中枢神経系に侵し、治療が遅れると致命的です。噛まれた疑いがあるだけでも早期の診断と治療が重要です。

検査の流れ

  1. 死後診断が最も確実:死亡後に脳組織を検査するのが最も簡単で確実です。生前の診断は困難で、単一の決定的検査はありません。
  2. 採取すべき検体:唾液、脳脊髄液、後頸部の毛根を含む皮膚生検(毛包10本以上)を採取します。これらの検体に対し、直接蛍光抗体(DFA)検査やポリメラーゼ連鎖反応(PCR)などを実施します。
  3. 陽性判定の基準:皮膚生検や角膜拭いで抗原が検出された場合、血清・組織からウイルスが分離された場合、血清や脳脊髄液に抗体が認められた場合、またはPCRが陽性となった場合は狂犬病と診断します。
  4. 陰性結果の注意点:陰性でも感染を否定できません。感染初期は検出が難しく、症状が進行するまで陰性が続くことがあります。

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