CPRにおけるフィンガースイープとは?
フィンガースイープの概要
フィンガースイープは、心肺蘇生(CPR)中に気道に詰まった異物を取り除くためのテクニックです。口や喉の中に見える食べ物、嘔吐物、その他の破片などを指で慎重にすくい、気道を確保します。
実施手順
- 患者の下顎をやさしく下に引き、口を開けます。
- 人差し指または中指を使い、喉奥から前方へ向かって口腔内をすくい上げます。
- 舌や口腔内部だけを対象とし、喉奥を触らないよう注意します。刺激が咽反射を引き起こす可能性があります。
- 異物を感知したら、指またはピンセットで慎重に取り除きます。
- 異物除去後は、すぐに胸部圧迫と人工呼吸(救助呼吸)に戻ります。
重要なポイント
フィンガースイープは迅速に行い、CPRの遅延を最小限に抑えることが重要です。口腔内に目に見える異物がない場合は、時間をかけて探さず、直ちに胸部圧迫と救助呼吸を続行してください。
