CPRは効果があるのか?正しい知識と実践方法
CPRとは
CPR(心肺蘇生法)は、心停止した人の脳に十分な血流を維持するために行う胸部圧迫と人工呼吸の組み合わせです。アメリカ心臓協会によると、毎年約50万人が突然の心停止で亡くなっていますが、CPRはそのうちの一部を救うことを目的としています。
CPRは心臓を再起動させるのか
CPR自体で心臓を直接再起動させることはできません。心停止時の一次的な血液循環を保ち、除細動器(AED)などの電気ショックが使用できるまでの応急処置です。実際に心臓を再び動かすには、除細動が必要です。
脳が損傷するまでの時間はどれくらいか
個人差はありますが、CPRや除細動が行われない場合、心停止後約4〜6分で不可逆的な脳損傷が始まります。
CPRは本当に効果があるのか
アメリカ心臓協会のデータによれば、CPRを受けないと1分ごとに生存率が7〜10%低下します。訓練された人が適切にCPRを行うことで、心停止からの生存率は最大で2倍に向上すると推定されています。
死亡は避けられないのか
心停止直後にCPRや除細動が行われなければ生存の可能性は極めて低くなりますが、適切な訓練を受けた人がすぐに介入すれば、死亡は必ずしも避けられないわけではありません。
