学校の火災安全コードと対策

米国の消防協会(NFPA)によると、2003〜2006年の間に米国内の教育機関で推定6,650件の火災が発生しました。多くは保育園、小学校、中学校、高校で起きています。NFPAは学校での火災リスクと被害を減らすための消防コードと緊急対応基準を提供しており、州や自治体はこれらの指針を基に独自の消防条例を策定しています。

火災訓練

  • 学校は学内で少なくとも月に1回、実際の非常警報装置を使用して火災訓練を実施すべきです。すべての生徒が警報音を認識し、事前に決められた避難手順を把握できるようにします。火災はいつ起きてもよいので、訓練は時間帯や条件を変えて行うと効果的です。
  • 訓練は予測できない時間や様々な状況で実施し、生徒や職員は建物外の指定場所に集合し、安全確認が取れるまで教室に戻らないようにします。

教職員の責務

  • 教職員全員が出入口や通路の障害物を確認し、ドアや階段が正常に開閉できるか点検します。また、火災警報装置やスプリンクラーの位置を把握しておく必要があります。
  • 各教室に2つの避難経路を示す掲示図を掲示し、すべての生徒が訓練に参加できるよう配慮します。特別支援が必要な生徒には、成人や他の生徒が付き添い、避難時に必ず確認できるよう名簿を作成・管理します。

教室の防火対策

  • ごみは毎日処分し、可燃性物質は暖房機器から離して保管します。携帯ヒーターの使用は控え、使用しない電化製品はコンセントから抜きます。幼稚園や保育園の教室では安全プラグを使用してください。
  • キャンドルや裸火は教室内で使用しません。実験室では可燃性液体を適切に保管・使用し、化学薬品は最小限に抑え、不要なものは毎年廃棄します。こぼれた化学薬品は速やかに清掃し、コンセントの過負荷も防止します。

その他の安全対策

  • 出口は常に非常灯とサインで明示し、月に一度点検します。廊下のドアはウェッジで開けたままにせず、消防ドアは定期的に動作確認を行います。
  • 掲示板は壁面の20%以下にとどめ、暖房設備は年1回の点検と定期的なメンテナンスを実施します。ボイラー室や炉室に可燃物を置かないよう徹底します。

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