呼吸の評価手順
手順
誰かが呼吸していないことに気付いたら、すぐに救急を呼びましょう。救急隊が到着するまで、ディスパッチャーと電話をつなげたままにします。待機中は、耳を被害者の鼻・口に近づけ、目は胸部に向けます。胸の上下が見えにくい重いコートや衣服は脱がせましょう。
浅い呼吸の音を聞きます。被害者が呼吸していれば、息の音が聞こえるか、耳に息が触れるのを感じられることがあります。
胸部の上下動を観察します。胸が動かず呼吸が感じられない場合は、気道を確保し、必要なら人工呼吸や胸骨圧迫(CPR)を行い、すぐに911へ通報します。
胸が上下している場合は、呼吸数(BPM)を測定します。15秒間胸の上下を数え、その数に4を掛けて1分あたりの呼吸数を求めます。
成人の正常範囲は15〜20回/分です。25回以上または12回未満は異常とみなされ、速やかに救急車を呼ぶか最寄りの救急病院へ搬送してください。
新生児の平均は約44回/分、乳児は20〜40回/分、幼児は20〜30回/分、学童・ティーンエイジャーは16〜25回/分です。呼吸数の違いは肺の換気能力の差を反映しています。
