心肺蘇生(CPR)の基準と手順

心肺蘇生(CPR)は命を救う重要な救命処置です。American Heart Associationによると、突然の心停止後に直ちに効果的な救助者CPRを行うことで、生存率が2〜3倍に上がると報告されています。AHAとAmerican Red Crossは、誰でも習得しやすいように、正確かつ一貫したガイドラインの策定に努めています。

圧迫と呼吸の比率

  • 胸部圧迫と呼吸の比率は30回圧迫に対して2回呼吸です。この比率はすべての対象者に適用され、訓練と記憶がしやすくなります。American Heart Associationは、30:2 の比率は圧迫回数を増やし、過換気のリスクを減らし、圧迫と呼吸の中断を最小限に抑えるために設計されたと説明しています。また、救助者が圧迫中に呼吸を整える時間も確保できます。

    救助者が2人いて、対象が乳児または小児の場合は、比率を15回圧迫に対して2回呼吸に下げます。1人が呼吸、もう1人が圧迫を行い、2分ごとに役割を交代します。

呼吸の方法

  • 救助呼吸は1秒間で行い、胸部が上がるのが確認できる程度に吹き込みます。胸が上がらない場合は気道が確保できていない可能性があります。呼吸が長すぎたり強すぎると圧迫時間が減り、空気が胃に入りすぎる恐れがあります(American Red Cross)。

    乳児の場合は、呼吸はさらに短くし、胸部が上がる程度の空気だけを吹き込みます。また、救助者は自分の呼吸を一度落ち着かせてから救助呼吸を行うと、めまいや失神を防げます(American Heart Association)。

圧迫の方法

  • American Red Crossは、1分間に100回の胸部圧迫を推奨しています。成人または小児に対しては、胸の中心に手を置き、成人は約1.5〜2インチ(約4〜5cm)、小児は約1〜1.5インチ(約2.5〜4cm)圧迫します。

    乳児の胸部圧迫は、両手ではなく2〜3本の指を使い、胸の中心(乳頭線のすぐ下)に置き、約0.5〜1インチ(約1.3〜2.5cm)圧迫します。

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