アルコールで反応がなくなった人への対処法

大量のアルコール摂取で反応がない人に出くわしたら、すぐに医療機関に連絡する必要があります。コーヒーや冷水、カフェイン入り飲料で酔いが覚めることはありません。血中アルコール濃度が0.25%〜0.40%になると意識が朦朧とし、嘔吐物で窒息する危険があります。血中濃度が0.35%〜0.50%になると昏睡状態に陥り、呼吸抑制により死亡することが多いです。

対処手順

  1. まず本人を起こそうと試み、意識がないのか、単に眠っているだけなのかを確認します。アルコールは抑制剤で眠気を引き起こすため、寝ていると決めつけず、体を軽く揺すりながら名前や体調を尋ねて反応を確かめます。

  2. 重度のアルコール中毒の兆候を確認します。反応がない場合はすぐに状態の深刻さを評価します。脈拍を測り、60回/分未満になっていないか確認してください。中毒が重いと脈拍が著しく低下します。

  3. 呼吸状態を観察します。1分間に少なくとも8回以上の呼吸があるか確認し、呼吸間隔が10秒以上の停止がないか注意します。長時間の呼吸停止は呼吸不全のサインです。

  4. 懐中電灯で瞳孔を確認します。光に対して瞳孔が縮まらない、または異常に拡大している場合は危険な血中アルコール濃度を示し、直ちに医療処置が必要です。

  5. すぐに救急(119)に電話します。脈拍が60回/分未満、または瞳孔が光に反応しない場合は緊急医療が必要です。本人が全く反応しない場合は、呼吸抑制が進行している可能性があり、救急隊が気道確保などの処置を行うまで待つことは危険です。

アルコール中毒は予防できる死亡原因です。疑わしい場合は迷わず救急に連絡してください。

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